ロシアで最も重要な祝日とされる戦勝記念日に今年は恒例の行進を行わないことが分かりました。安全上の理由とみられます。ロシアでは5月9日を第2次世界大戦でナチス・ドイツに勝利した戦勝記念日として最も重要な祝日としています。軍事パレードに加え、戦死した親族の遺影を掲げた市民が街を行進して追悼する「不滅の連隊」が恒例行事となっていました。プーチン大統領も市民で埋め尽くされた大通りの先頭を歩くことで、国民に寄り添う姿を強調する機会としてきました。タス通信によりますと、主催団体は安全上の理由から、ロシア全土で行進を行わないことを決めたと説明しています。代わりにインターネットなどを使った新しい形での追悼を行うとしています。ロシア国内では、ウクライナによるとみられるドローン攻撃が増えていることが背景にあるとみられます。
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